妊婦ヘルスケアトレーナー育成コース 2018年度終了レポート
第4期妊婦ヘルスケア・トレーナー育成コース2018終了レポート
「10分の運動がどのくらい効果的なものか知ってもらいたい」
日時:2018年9月15日(土)・23日(日)
会場:スクエア荏原(東京)
後援:公益社団法人日本看護協会・公益社団法人日本フィットネス協会・一般社団法人品川薬剤師会
今年、最後の育成コースが9月15日・23日で開催されました。各講座の最初に行うクイックプログラムを体験した後の感想は「体がポカポカする」「すっきりした気がする」でした。受講後のアンケートには「10分の運動がどのくらい効果的なものか知っていただきたいと思います」というのもありました。運動を定期的にやっていた人から見ればたったの10分、しっかりトレーニングしている人から見れば日常生活動作と同じレベルの軽い運動。でも、10分でも、軽い運動でもカラダは変化します。一過性の変化ではありますが、変化を感じることが大切で、運動を指導するにあたっては、楽しい、気持ちいいを指導者自信が実感できなければNG。これをクリアした4期生は、確実に指導に向けた第1歩を歩み始めてます。
10min.フィット・フォー・マタニティMom
講義の様子
10min.フィット・フォー・マタニティPapa
産褥期(入院中)の疲労改善エクササイズ
プログラムに合わせて使える音楽も紹介
第3期妊婦ヘルスケア・トレーナー育成コース2018終了レポート
「(産後)入院中だけでなく分娩前に外来で話ができたら、産後も運動するきっかけになりそう」
日時:2018年7月28日(土)・29日(日)
会場:中部大学三浦記念会館(愛知)
後援:公益社団法人日本看護協会・公益社団法人日本フィットネス協会・一般社団法人品川薬剤師会
台風12号が東海地方上陸か?!…予測不能の動き方をする台風の影響を心配しながらの開催となった第3期の育成コースでしたが、天候によるキャンセルもなく無事に終了することができました。このコースでこだわっていることの一つが、現場を知る助産師と運動指導者とがタッグを組んで講座を担当しているということです。短時間で、個別でも集団でも利用できる、とは言え実際に実施するためには色々なハードルがあります。運動を伝えるコツは運動指導者から、現場での実施に向けた必要事項は助産師からお伝えしています。今回は、2日連続の開催だったこともあり、連続で受講の方が多く、最後は少しディスカッションの時間をとることができました。受講者の意見や質問は参考になります。また、東京、名古屋の会場で2日目の最後に「今回学んだことを現場で実践してみようと思っているか」聞いたところ、多くの受講生が実施すると答えました。特に椅子に座ったままできるプログラムは7割、9割の受講生がYesと答え、現場での実践がイメージしやすいようです。
第2期、第3期のアンケートより抜粋(受講講座)
・すぐに取り入れたいと思える内容でした。まずはスタッフに大切さやりやすさを伝えていきます。(産褥期(入院中)の疲労改善エクササイズ)
・単発で使えるというところが良いです。骨盤底筋の運動は外来や産後でも活用できる機会があると思いました。(受講講座:お産に向けた機能改善エクササイズ)
・産後ケア事業の一環としてコース化します。(6講座全て受講)
・母親教室のアイスブレイクに使ってみたい(10min.フィット・フォー・マタニティMom)
・パパに向けたエクササイズは考えたこともなかったので有意義でした。(10min.フィット・フォー・マタニティPapa)
また、2日目はNPO法人妊婦のくらし主催のランチョンセミナーもお昼休みに開催しました。育成コースの「産褥期(入院中)の改善エクササイズ」につながる内容『産後疲労マネージメント(長坂桂子氏)』の講義は大好評。9月開催の第4期でも開催します。
2018年最後の開催は9月15日(土)・23日(日)@東京です。第4期が今年の最後の開催となります。※第4期の開催は9月15日(土)・23日(日)@東京>>>
産褥期(入院中)の疲労改善エクササイズ
お産に向けた機能改善エクササイズ
10min.フィット・フォー・マタニティMom
ランチョンセミナー
「産後の疲労マネージメント」
第2期妊婦ヘルスケア・トレーナー育成コース2018終了レポート
”運動を母親教室のアイスブレイクとして使ってみたい”
日時:2018年7月20日(金)・27日(金)
会場:きゅりあん大井町(東京)
後援:公益社団法人日本看護協会・公益社団法人日本フィットネス協会・一般社団法人品川薬剤師会
妊婦さんへの保健指導の中で、体を動かした方がいいことはお伝えしても、具体的な方法がわからない、時間がとれない、運動に適した場所がない、などの理由で指導をしていない医療者に向けて提案しているのがフィット・フォー・マタニティMomのクイックプログラムです。6講座は各2時間と短いのですが、受講後「保健センターの教室の中に取り入れていきたい」「妊婦の日常生活のなかで心がけてほしいアドバイスとして使いたい」「母親教室は座学が多いので合間に行えそう」等、今、関わっている保健指導の場面で“こんな風に使える”というイメージを聞くことができました。また、体を動かすと「楽になる」「楽しい」を実感できることは運動の継続に関わる要素です。“運動をアイスブレイクとして使う”というのもいいですね。
10min.フィット・フォー・マタニティMom
下半身のケアエクササイズ
10min.フィット・フォー・マタニティPapa
妊婦ヘルスケア・トレーナー育成コース2018終了レポート
第1期が無事に終了しました!
日時:2018年3月4日(日)・13日(火)
会場:きゅりあん大井町(東京)
後援:公益社団法人日本看護協会・公益社団法人日本フィットネス協会・一般社団法人品川薬剤師会
fmjの理念である母のヘルスリテラシーを上げるための第1歩をリードする妊婦ヘルスケア・トレーナーの育成コースがスタートしました。妊娠期の運動のきっかけをつくるカギを握っているのは妊婦の一番近くにいる助産師をはじめとする医療者です。保健指導で運動の情報提供をするために10分以内でできるフィット・フォー・マタニティMomのクイックプログラムを6つのテーマに合わせ、2018年版のプログラムを作成しました。2時間の講座でクイックプログラムのインストラクション(指導)とムービング(見せる動き)テクニックを学んだ受講生たち。指導が初めて!と最初は緊張気味でしたが、体を動かすことの気持ち良さ、指導の楽しさを体験し、延べ135名の妊婦ヘルスケア・トレーナーが誕生しました。各プログラムのレポートは後日アップします。
プログラムの背景やポイントを解説
動きをコピーするところからスタート
受講生同士で動きを見て動きのコツを学ぶ
クイックプログラムの指導を体験
資料はレジュメに加え、練習に使える動画、
指導で配布できるシート付き